DHA 大麦若葉
 
 
アガリクスの知名度を世界規模にしたのが、[レーガン大統領が皮膚ガン手術後にアガリクスを服用し続けた]というニュースでした。

すでに一部の学者の間で【制ガン作用】の報告がされていた「アガリクス茸」を、レーガン大統領は手術後長期にわたり服用しました。その結果、体内にガンの再発、移転がみられなかったのです。このニュースは世界中に伝わり、アガリクスは広く知られるようになったのです。
 
アガリクス茸の薬効作用は、生理活性、機能調整、免疫力の強化など多岐にわたり、人体の隅々までその効果が期待できます。

しかし、特に注目すべきは、レーガン大統領により世界中で注目されることとなった、アガリクスの持つ「制ガン作用」。その制ガン作用の中核を担う成分が、アガリクス茸の子実体から取れる【ステロイド】です。アガリクス茸の子実体から取れるステロイド6種類のうち、3種類にガン細胞の増殖を防ぐ効果があることが知られています。

また、アガリクス茸がもつ食物繊維に、「ガンを予防する働き」があることもいわれています。β−グルカン・キチン質、ヘテロ多糖などに属するアガリクス茸の食物繊維が、腸管の内部でダイオキシンなどの発ガン物質に吸着し、人体への吸収を防ぎ、排泄を早めてくれます。ですから、直腸ガン、結腸ガンの予防効果が期待できるのです。
 
日本では1980年に第53回日本細菌学会で、アガリクス茸の抗ガン作用と生態の冶癒力の向上が発表されています。同年の日本癌学会では、三重大医学部の研究グルーブによって「アガリクス茸の多糖体にはインターフェロン産生を活性化する作用、即ち、インデュース効果がある。また、抗ガン作用効果があることや、またウイルスの進入を防ぐ力も強い。」ということが発表されました。

日本の学会のなかでもアガリクス茸の薬効は特に要目されており、現在でも研究実験が進められています。1992年には、バイオテクノロジー技術によって生産量は拡大。そのことで日本中にも多く出回るようになり、アガリクス茸の薬効が注目されるようになってきました。

現在、抗生物質の大量投与とその副作用が問題になっているおり、キノコなどの天然物による免疫療法は益々注目されています。